2020-01-23 第201回国会 衆議院 本会議 第3号
それは国連憲章に違反した無法な先制攻撃そのものです。総理は米国の無法な軍事力行使を是とするのか、非とするのか、明確な答弁を求めます。 第二は、今日の米国とイランの軍事的緊張の根源は、二〇一八年五月、トランプ政権がイラン核合意から一方的に離脱したことにあります。にもかかわらず、総理が、イランには核合意の維持、履行を要請しながら、トランプ大統領には核合意への復帰を求めないのは一体なぜなのですか。
それは国連憲章に違反した無法な先制攻撃そのものです。総理は米国の無法な軍事力行使を是とするのか、非とするのか、明確な答弁を求めます。 第二は、今日の米国とイランの軍事的緊張の根源は、二〇一八年五月、トランプ政権がイラン核合意から一方的に離脱したことにあります。にもかかわらず、総理が、イランには核合意の維持、履行を要請しながら、トランプ大統領には核合意への復帰を求めないのは一体なぜなのですか。
今回の軍事攻撃は、どこからいっても、国連憲章と国際法に明白に違反する先制攻撃そのものであります。その基本認識をしっかり土台に据えない限り、緊張緩和に向けた日本政府の取組、形だけのものになる。そういうことを強く申し上げておきたいと思います。国際正義に立たないで仲介ができるなどというようなものは、およそ受け入れられるものではありません。
将来の攻撃を抑止するために軍事攻撃を加えるのは、先制攻撃そのものではありませんか。安保理に提出した書簡で法的評価というのは明確にできるのではありませんか。
計画していたことを理由に空爆に踏み切るのは、先制攻撃そのものではありませんか。
先制攻撃そのものが違法だと今大臣もおっしゃったわけですよ、国際法上。ましてや抑止というところは、いろいろ程度の議論はあっても、今、日本もそれに依存している部分がある。ここは私、大臣と一致しますよ。しかし、核の先制使用、これは認める部分もあるということでよろしいんですか。
で、自国防衛を目的として、我が国に対する武力攻撃の発生が起きていないにもかかわらず、ある国に対して日本が先んじて武力を行使する、これは国際法上禁止されている先制攻撃そのものではないかということは歴代の法制局長官から言われているところでございます。
宮崎参考人は、存立危機事態の三要件等も念頭に置きながら、これは「自国防衛と称して、攻撃を受けていないのに武力行使をするのは、違法とされる先制攻撃そのもの」だと述べました。これまでの法制局長官が述べているわけですね。
しかし、自国防衛と称して、攻撃を受けていないのに武力行使をするのは、違法とされる先制攻撃そのものであります。また、自国の利益とかかわりのない、あるいは希薄な集団的自衛権などというものがかつて主張されたことがあったでしょうか。どこの国も、自国の死活的な利益にかかわると称して集団的自衛権行使の軍を出しているのであります。
そうであるならば、では先制攻撃そのものを認めるかということになると、これは確かに悩ましい問題ではありますけれども、先制攻撃そのものを認めたということを国際社会に宣明したときの日本国の外交的デメリットということを考えますと、必ずしも日本のメリットばかりではないんではないかということが一点であります。
これは、国連憲章が厳しく禁止した先制攻撃そのものであります。 こんなことが許されるなら、相手の国が自分を攻撃するかもしれないと認定しさえすれば、どこの国でも勝手気ままに他国を攻撃することができることになってしまうではありませんか。諸国民が長い間の努力で築き上げてきた平和のための秩序を崩壊させ、世界を、いつどこで戦争が起きてもおかしくない混沌とした状態に逆戻りさせかねない許し難い暴挙であります。
そのイージス艦の派遣とか、そういう、瑣末なこととは申し上げませんが、こういうことより重要なのは、いわゆる戦争の定義が変わり、要するに先制攻撃そのものが許されるか許されないかという今まで五十年間以上積み重ねてきた基本原則が今揺らぎつつあると、こういうことのためにその見解をどうするかということは、僕はこれは非常に大事なことだと思うんですね。
私は、ブッシュ大統領の戦争計画というのは、国連安保理の支持もなく、国連憲章等、国際法に根拠を持たない無法な先制攻撃そのものだと率直に思います。小泉首相がこの武力行使を支持するということは、やはりアメリカ追随の姿勢を鮮明にした、そういう点で厳しく批判をしたいと思っております。
それであるなら、国連憲章が禁じた無法な先制攻撃そのものではありませんか。総理の見解を求めます。 憲法九条を持つ国の総理が、このような無法な戦争、罪なき人々を多数犠牲にする戦争を支持することなど絶対にあってはなりません。総理、アメリカ追随の戦争支持の恥ずべき姿勢を直ちに撤回すべきではありませんか。答弁を求めます。 さて、本法案についての質問をいたします。
○小泉親司君 国際法上、もし軍事攻撃を行うということであれば、国際法上と言われた、に従うのは当然と言われたけれども、私はこのような核疑惑だけで軍事攻撃を行うというのは先制攻撃そのものだというふうに考えております。
この三つのケースはすべて先制攻撃そのものですよ。三つとも国連総会でアメリカに対する非難決議が上がっている。アメリカの武力行使は国際法違反だという非難決議が国連総会で上がっております。 もう一回総理に伺いたい。
この時点でのアメリカの武力行使が、国際法が禁じた先制攻撃そのものであることは明瞭です。新ガイドライン関連法案は、このアメリカの先制攻撃に自動的に参戦、協力する仕掛けをつくるものであり、日本を国際法上のいわば無法国家の位置に追いやるものではありませんか。 第二に、新ガイドライン関連法案が国会承認を排除していることも、アメリカの先制攻撃戦略と不可分に結びついています。